なんか文字がかっこいいPV(MotionGraphics)の曲

2022.02.15


静止画+文字で魅せるPVが最近、来てると思いませんか?
文字がかっこよく動くアニメーションって、なんだか懐かしい感じがするのですが、一体どこからやってきたのでしょう。
30代前半の私が勝手に独自解釈していきます。

(間違っててもご愛嬌だぞ☆)

そもそも文字がかっこいいPVって何ぞや。

直近ブレイクした曲で言うと…

うっせぇわ / Ado (2020)

ですかね…!

これ、そもそも何か正式な言葉無いんですかね…?文字がかっこいいPV!
って思っていたら、どうやら「MotionGraphics」というそうです。
私の解釈では、Flash最盛期→ニコニコ動画最盛期に個人クリエイターが映像コンテンツを作り始めるも、
個人レベルのマシンパワーの限界が静止画と文字を中心にしたコンテンツだったと思うのです。
絶対諸説あると思いますが、一番最初は…

恋のマイヤヒ / O-Zone

これかな…と思ってます。
2004年に公開されました。
以後幾度となく流行る最強コンテンツ。パラパラ漫画+文字。
2chらしさ、ニコニコ動画らしさ全開のコンテンツだと思います。

千本桜 – 黒うさP (2011)


当時、専門学校で音楽を学んでいましたが、映像制作の学科の人たちはこの手の映像を作りまくっていた気がします。
平面を3Dに動かす…。MotionGraphicsトレンドの最盛期だったのではないでしょうか。

カミサマネジマキ / kemu (2012)

ハウトゥー世界征服 – Neru (2013)

静止画と文字アニメ。カメラワーク多め。
改めて見ると、うっせぇわはこの時代のこの雰囲気にインスパイアされてる気がしますね。

脳漿炸裂ガール – れるりり (2013)

パンダヒーロー – ハチ (2013)

吉原ラメント (2014)

私の探し方が良く無いのか、この数年(2015-2017辺り)ガクンと、MotionGraphics作品が減った気がします。
なんとなく、オーガニックなシンプルな映像が流行った気がします。

インスタントヘヴン / ナナヲアカリ (2018)

いーあるふぁんくらぶ / みきとP (2019)

フラッシュアニメ時代を思い出すような少し古いアプローチ

グッバイ宣言 / Chinozo (2020)

この曲は色数抑えた今時シンプルに、ニコ動を感じさせるアプローチな気がします!好き!

この数年でまた一気に増えてきた、MotionGraphics作品は、当時と違い個人でも3Dゴリゴリ編集も容易な中あえてMotionGraphicsにするという当時のオマージュみを感じる仕上がりになっています。

神っぽいな / ピノキオピー (2021)

YONA YONA DANCE / 和田アキ子 (2021)

色合い…1980年のアニメOPに使われそうな配色(?)が素敵な個人制作っぽい、80sっぽい魅力溢れるPVですね!

私も一度、カメラワークを弄りまくってMotionGraphic作品を作ってみたいと思います!