2022.08.05
先日、刀剣乱舞の記事を書きました。
兵庫県尼崎市の七松八幡神社さんや常光寺さんetc様々な方にインタビュー協力いただき、よろず〜にて掲載されました。
刀剣乱舞を知らない方のために簡単に紹介をする上で「擬人化」という表現を使ったのですが、それが正しかったのかどうか、今更ながら少し気になりました。
擬人化(ぎじんか)とは、『人でないものを人に擬して表現すること。』(『広辞苑:第六版』より)のようです。
公式の表現、辞書サービス各社などにおける、刀剣乱舞のキャラクター達の表現はどのようになされているのか、2022年8月4日時点の表記をまとめてみました。
刀剣乱舞-ONLINE-
刀剣が戦士へと姿を変えた
刀剣乱舞絢爛図録
作られた刀剣が人の形となった付喪神
ニコニコ大百科
刀剣を男性キャラクター化
ピクシブ百科事典
名高き武器を擬人化した刀剣男士
Weblio辞書
実在する銘刀をモチーフにした美男子キャラクター
Wikipediaフリー百科事典
男性に擬人化(ゲーム上では「付喪神」という設定)
刀剣ワールド
日本刀を擬人化したキャラクター
刀に宿ったキャラクター(刀に宿った付喪神)ということで、公式の表現、辞書などを参考にしても人でないもので間違いないようです。
上記辞書を見るに、人でないものが、刀剣男士という人に擬して表現されていますね。
表現手法として刀剣を擬人化(キャラクター化)という手法が取られている。
その内容は、刀剣の付喪神が男性に姿を変えたというもの
って感じですね。説明する上で、擬人化と端的に表現することは誤りではないと思われます。
ラテン語のアニマ(anima 霊魂、魂)が語源でアニメーション(animation 映像に魂を吹き込んだもの)という単語が出来たそうです。
また、同じ語源から、アニミズム(animism 全てのものに魂が宿っている)という言葉もあるとのことです。まさに付喪神、日本的な考え方です。
英語圏に、この言葉があることに驚きです。
擬人化とは、まさにアニミズム。私たちが普段から視聴しているアニメすべてが広い意味では擬人化とも言えそうです。